当書道教室では、外国人の方(外国人観光客、赴任先留学先の海外での現地の方など)に英語を使って書道を教えてみたいと考えている方のためにインターンの受け入れをおこなっています。
訪日外国人が増加する中、日本の伝統文化の一つである書道を体験してみたいと思う観光客、訪日外国人の方も増えてきています。2009年には680万人にすぎなかった訪日外国人数(インバウンド)は、今や6年連続で過去最高を記録し、2017年で2009年の4倍の2870万人、2018年は3119万人の大台に達し、2020年開催の東京オリンピックの年には4000万人が見込まれていたことから、2022,3年以降のコロナ禍後には、インバンウンド需要の大きな揺り戻しが予想されています。ある統計によるとコロナ後にもっとも行きたい旅行先1位に日本が選ばれ、旅行への意欲が最も高い国のひとつオーストラリアでの海外旅行先ナンバーワンに日本が選ばれています。
こうした訪日外国人数の増加に伴って、観光の形態も、爆買いに象徴されるモノ消費から今ここでしか得られない体験を求めるコト消費へと変化してきています。その今ここでしか得られない日本でしか得られない体験の一つとして書道体験も注目を集めています。
取引先企業に、Intrepid DMC、Ceetiz、(株)エイチ・アイ・エス、(株)日本の窓、Tokyo Way株式会社、上智大学、SThree株式会社などがあります。
※基本的にはボランティアになります。
現在書道を学んでいて(あるいは過去に習字を学んでいて)、将来外国の方に英語で書道を教える仕事に携わりたい方、または仕事のかたわら趣味で教えてみたいと思っている方に、まさにその生きた現場を体験できる機会を提供いたします。
高校まで習字や書道を習っていてブランクのある方でも、外国の方に書道を楽しんでほしいという思いがあれば問題ありません。書の技術を磨きたい方は当書道教室にてインターン割料金にて指導を受けることが可能です。
平日午前午後の時間にお手伝いいただける大学生の方にもおすすめです。学割からさらに割引料金で書道を学びつつ、外国人に英語で書道を教えながら生きた英語に触れることができます。
遠方で教室に通えない方にはオンライン書道教室をご用意しています。
当書道教室で外国の方に英語で書道を教える体験は、大学、専門学校で英語を習得したものの実際の生きた場で英語を使用する機会のない方にとっても生きた英語に触れるまたとない機会となります。当書道教室にはいろいろな国(欧米系が大半ですが)の方がいらっしゃいます。それぞれが異なるアクセントや話し方をします。興味や考え方も異なります。現在日本の企業や組織では、ダイバーシティ(多様性)が一つのキーワードとなっていますが、会社や日本人が多数派の組織では本当のダイバーシティを実際に感じることはできません。英語のネイティヴだけではないいろいろな国からいらした外国の方に英語で書道を教える体験は、日本にいながらにして多様性に触れることができる数少ない機会と言えます。
英語で書道を教えることは、ただの言葉の通訳の問題ではありません。異なる文化で育った方に、初めて触れる異文化のものを伝える作業は、言葉の置き換えでは済まない文化の翻訳作業という大変困難な問題です。文化を伝える前に、自分がその文化をどう理解しているのかが問われます。なぜ左から右へ線を引くのか、なぜ筆を使うのか、なぜ二度書きが推奨されないのか・・・外国の方からは、基本的なことだけでなく予想外の質問も来ることがあります。こうした文化の翻訳に携わることは、自己の根幹となる文化を考え直す機会にもなります。
当教室では、書道教室(日本人向け)を開講してみたい方のサポートもしています。何かご相談がありましたら個別面談も承っていますのでどうぞお問い合わせください。
決してハードルは高くありません。もし興味のある方がいらっしゃればいっしょに考えてゆきましょう。
※24時間以内に当教室から返信のない場合、PCからのメールがブロックされて送信できていないことが多いです。特にキャリアメール(docomo.ne.jp, softbank.ne.jp, ezweb.ne.jp)からお問い合わせされた方は、お手数ですが、gmailなどのPCメール、あるいは下記の電話番号にショートメールにてもう一度お問い合わせください。