高野山競書大会審査会の仕事で、空海の開いた真言宗総本山、高野山に行って来ました。
今年で第52回を数える高野山競書大会は、総本山金剛峯寺が主催する歴史と栄誉のある競書大会です。作品を弘法大師様にお納めして、心身の向上と書のみちの発展をお祈りします。
審査会場は普段非公開の「奥殿」です。
皇族、外国公使が高野山に滞在されるときのために建設されました。扉に桐紋が見えます。
審査会場となった「奥殿」の前庭は、日本最大級の石庭、「蟠龍庭」です。小石が雲海を、巨大で力強い石が雲海を縫う龍を表現しています。
最高賞弘法大師賞などの特別賞受賞者は、表彰式出席のため高野山に招待されます。